« 2006年5月 | トップページ | 2006年11月 »

2006年10月29日 (日)

海洋物理学者 宇野木早苗さんに聞く その3

インタビュー その3

Shirahama 宇野木さんは海の環境異変の発生機構は複雑であるとしながらも、有明海に対する諫早湾干拓の悪影響は疫学的には明白であると言います。また、国が開門調査を行わずにシミュレーションによる検証だけで済まそうとしていることに対し、そのような方法の草分けの一人として、シミュレーションには限界があることを踏まえるべきであると、警鐘を鳴らしました。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2006年10月27日 (金)

海洋物理学者 宇野木早苗さんに聞く その2

インタビュー その2

「海の流れを見つめ続けて」の第2回目。東京湾や伊勢湾でも埋め立てによる影響で潮汐が小さくなり、海水交換の悪化から水質汚濁が進んでいます。有明海でも諫早湾の閉め切りによって、有明海全体の潮汐が減少したことが、宇野木さんの研究で明らかになりました。諫早湾干拓事業の影響は小さいと評価した環境アセスメントの問題点についても、宇野木さんから説明していただきました。
Sp0021
エコロジーTVのホームページでは、すでにインタビューの全編をWindows MediaやQuickTimeの動画ファイルで公開していますので、そちらもご覧ください。

| | コメント (0) | トラックバック (1)

2006年10月24日 (火)

海洋物理学者 宇野木早苗さんに聞く その1

インタビュー その1

海洋物理学者の宇野木早苗さんへのインタビューを、8回に分けて配信します。エコロジーTVのホームページでは、すでに全編をWindows MediaやQuickTimeの動画ファイルで公開していますので、そちらもご覧ください。

Sp0022
 宇野木早苗さんは海洋物理学者として長年、瀬戸内海や長良川、川辺川など、日本各地の海や川の調査・研究に携わってきた方です。近年は「有明海異変」の問題に取り組み、干拓事業による諫早湾の閉め切りが、有明海全体の潮汐・潮流に変化をもたらし、環境悪化や漁業不振の原因となったことを、科学的に解明しました。有明海漁民・市民ネットワークのメンバーとともに自ら漁業者へのヒアリングを行い、裁判でも証言を行うなど、市民や漁業者とともに行動し、独自の研究を重ねています。2006年春には、有明海問題を一般の人にも分かりやすく解説した著書「有明海の自然と再生」を出版。このような業績が評価され、2006年秋、日本自然保護協会から自然保護に貢献した人に贈られる「沼田賞」を受賞されました。
 今回のインタビューは、2006年6月に静岡市にある宇野木さんの自宅を訪ねて収録したものです。聞き手は諫早干潟緊急救済東京事務所や有明海漁民・市民ネットワークで活動している菅波完さんにお願いしました。宇野木さんには有明海や瀬戸内海などの個別の問題だけでなく、見つめ続けてきた海や川への思い、これからの環境保護や研究者のあり方などを幅広く語っていただきました。

インタビューその1では、宇野木さんと諫早湾干拓・有明海問題の関わり、有明海の潮汐の特徴と干拓事業の影響による変化などについてお話いただきました。

なお、宇野木さんの沼田賞受賞式・記念講演会が、下記の日程で実施されます。

第6回沼田眞賞 授賞式・記念講演会
2006年10月29日(日)14:00~16:40
会場:東大本郷キャンパス山上会館2F大会議室
(事前申し込み不要、参加費無料)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2006年5月 | トップページ | 2006年11月 »