海洋物理学者 宇野木早苗さんに聞く その8
宇野木さんへのインタビューの最終回。有明海は東京湾などと比べて、内陸からの流入負荷が少ないことから、自然の力による再生がまだまだ可能であるというのが、宇野木さんの考えです。海の保全や再生に向けて、人々はどのような意識を持つべきか、社会はどのように取り組んでいくべきかなど、宇野木さんの展望を語っていただきました。
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宇野木さんへのインタビューの最終回。有明海は東京湾などと比べて、内陸からの流入負荷が少ないことから、自然の力による再生がまだまだ可能であるというのが、宇野木さんの考えです。海の保全や再生に向けて、人々はどのような意識を持つべきか、社会はどのように取り組んでいくべきかなど、宇野木さんの展望を語っていただきました。
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有明海漁民・市民ネットワークのメンバーとともに、率先して現地の漁業者からのヒアリングを行ってきた宇野木さん。環境保護活動での市民と研究者の協力の重要性を説き、漁師は海の環境の守り手であることを強調します。環境保護に関わる市民や、環境悪化の現場で苦しむ漁業者への、宇野木さんからのメッセージをお聞きください。
エコロジーTVのホームページでは、すでに全編をWindows MediaやQuickTimeの動画ファイルで公開していますので、そちらもご覧ください
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国や自治体の縦割り行政の壁、専門家同士の研究分野の壁、さらに漁民同士や漁民と市民、研究者の壁など、宇野木さんの研究はさまざまな壁を乗り越えて行われてきました。海の問題においては、まず漁師の話を聞くことから始めることが重要であること、また、外洋中心の現在の海洋研究に対し、若い研究者はもっと沿岸の研究に注目すべきであることなど、宇野木さんの信念や持論を語っていただきました。
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宇野木さんの研究は、瀬戸内海の環境問題の解決には沿岸各県や自治体の一体的な取り組みが必要であることを示し、その後の瀬戸内海環境保全特別措置法制定への道を開きました。そして、宇野木さんの研究が、開発や防災のための研究から環境保全を主目的とするものに変わっていった経緯、大きな環境問題として注目された長良川河口堰に関する調査の話などをうかがいました。
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宇野木さんの近著「有明海の自然と再生」では、専門的なさまざまな知識が一般の人にも分かりやすく書かれています。インタビューはその本の話から始まって、気象庁時代の台風災害の研究や、瀬戸内海の海水交換の研究など、一貫して現場のデータを重視してきた宇野木さんの、過去の研究の話にさかのぼります。
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