2007年12月 7日 (金)

中池見湿地―開発から守られた里山の自然―(5)

中池見特集(5).m4vをダウンロード

Sp0061 中池見湿地特集の最終回。中池見湿地の南側、大阪ガスが整備した環境保全エリア「人と自然のふれあいの里」で、液化天然ガス基地建設計画の策定から保全決定に至るまでの経緯や、トラスト運動などの保護活動の歩み、そしてラムサール条約湿地登録に向けた今後の抱負などについてお話しいただきました。

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2007年12月 3日 (月)

中池見湿地―開発から守られた里山の自然―(4)

中池見湿地(4).m4vをダウンロード

Sp0064 湿地の中央部でオオヨシキリの鳴き声を聞きながら、野鳥の話やボランティアによる保全活動についてうかがいました。笹木さんたちは「中池見にクイを残そう!?キャンペーン」として、水路の土留めに使う杭や板を購入するためのカンパを募集しています。ぜひご協力ください。

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2007年11月30日 (金)

中池見湿地―開発から守られた里山の自然―(3)

中池見湿地(3).m4vをダウンロード

Sp0065 中池見湿地にはところどころに大昔の杉の切り株「根木」が残っています。戦国時代は杉の生い茂る沼地だった中池見は、江戸時代から田んぼの開拓が始まりました。大きな切り株はそのなごりです。さらにカヤネズミの巣や、ザリガニの駆除の様子を見ながら、背の高いヨシ原の中を進んでいきます。

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2007年11月26日 (月)

中池見湿地―開発から守られた里山の自然―(2)

中池見湿地(2).m4vをダウンロード

Sp0063 湿地北側の山すその道を歩きながら、絶滅危惧種のオオアカウキクサを始め、ガマやトンボなど、中池見で特徴的な植物や昆虫について解説していただきました。地元で「トトロの木」と呼ばれているハゼノキの大木や、笹木さんの「とっておきの場所」もご紹介します。

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2007年11月23日 (金)

中池見湿地―開発から守られた里山の自然―(1)

中池見湿地(1).m4vをダウンロード

Sp0062  福井県敦賀市の東にある中池見湿地、そこは三方を山に囲まれた25ヘクタールほどの小さな湿原です。しかし、そこは70種類ものトンボが生息する日本屈指のトンボの生息地であり、ゲンゴロウやドジョウが泳ぎ、四季折々の野草が花咲く、かつては日本中いたる所で見られた里山の自然が豊かに残されています。しかも、その地下には10万年の歴史を秘めた深さ40メートルもの泥炭層が堆積していて、世界的にも珍しい貴重な場所なのです。
 1980年代には敦賀市によって工業団地構想が策定され、1992年に大阪ガスが液化天然ガス基地の建設計画を発表。中池見湿地は開発による自然破壊の危機に直面しました。しかし、中池見湿地の保護を訴える地元の自然保護団体の活動が実を結び、2002年に大阪ガスは計画の中止を決定。保有していた土地を敦賀市に寄付し、中池見湿地は保全されることになりました。地元団体はさらにこの湿地がラムサール条約に登録されるよう活動を続けています。
 今回のエコロジー特集では、長年にわたって中池見湿地の保護活動を担ってきたウエットランド中池見の笹木智恵子さんに、現地をご案内いただきながら、中池見湿地の魅力や保全に至る経緯などについてお話をうかがいました。(2007年7月収録)

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2007年8月27日 (月)

渡良瀬遊水池の自然と歴史に学ぶ Part 4

「渡良瀬遊水池の自然と歴史に学ぶ Part 4」(m4v)をダウンロード

Sp0051 バードウォッチングの名所である「鷹見台」で、野鳥を始めとした渡良瀬遊水池の動植物の状況や、第2調節地掘削計画の問題点について、一色安義さんに説明していただきました。

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2007年8月24日 (金)

渡良瀬遊水池の自然と歴史に学ぶ Part 3

「渡良瀬遊水池の自然と歴史に学ぶ Part 3」(m4v)をダウンロード

Sp0052  渡良瀬遊水池内の人工湖である谷中湖を望むウォッチングタワーから、谷中湖の水質悪化の問題などについて、Part 2に引き続き日本野鳥の会茨城県支部の一色安義さんにお話しいただきました。

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2007年8月21日 (火)

渡良瀬遊水池の自然と歴史に学ぶ Part 2

「渡良瀬遊水池の自然と歴史に学ぶ Part 2」(m4v)をダウンロード

Sp0054  Part2では、日本野鳥の会茨城県支部の一色安義さんに、足尾鉱毒事件から始まる渡良瀬遊水池の歴史や、遊水池の治水機能などについて解説していただきました。

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2007年8月18日 (土)

渡良瀬遊水池の自然と歴史に学ぶ Part 1

「渡良瀬遊水池の自然と歴史に学ぶ Part 1」(m4v)をダウンロード

Sp0053  栃木県の渡良瀬遊水池は、日本初の公害事件として知られている「足尾鉱毒事件」が起こった場所です。悲劇的な事件から100年経った今、そこは本州最大のヨシ原として稀少な動植物の宝庫となり、歴史的にも自然保護においても貴重な場所となっています。国際的にも重要な湿地としてラムサール条約への登録が期待される一方で、遊水池内の人工湖である谷中湖の水質悪化や、貯水容量を増やすための新たな掘削計画が、遊水池の自然の将来に影を落としています。
 Part1では、渡良瀬遊水池を守る利根川流域住民協議会などの主催で行われた春の植物観察会に参加して、観察会の講師を務めた大和田真澄さんから、渡良瀬遊水池の植物についてご説明いただきました。

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2007年5月30日 (水)

諫早湾干拓問題の10年を振り返る Part 5

「諫早湾干拓問題の10年を振り返る Part 5」をダウンロード

●有明海評価委員会の最終報告/諫早・有明問題の解決に向けて(18分)

3  有明海再生に関する審議を行ってきた有明海・八代海総合評価調査委員会は、この座談会を収録した2007年12月20日に最終報告を取りまとめました。有明海再生の中心課題となるべき諫早湾干拓事業について、まったく触れずじまいの報告書に、諫早湾の開門調査を提言したノリ第三者委員会の委員であった東さんは、評価委員会にはパトスが感じられないと厳しく批判します。
 最後に、諫早湾干拓問題の解決に向けての今後の展望や課題についてそれぞれの方に語っていただきました。

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2007年5月28日 (月)

諫早湾干拓問題の10年を振り返る Part 4

「諫早湾干拓問題の10年を振り返る Part 4」をダウンロード

●ノリの大不作から漁民ネットの結成へ/漁民・市民・研究者が連携しての調査活動(13分)

Demo  2001年冬に有明海で発生した養殖ノリの大不作に、今度は有明海沿岸の漁業者から諫早湾干拓中止を求める声が沸き起こります。そうした動きの中で生まれた有明海漁民・市民ネットワークは、政府との交渉や裁判を行う一方で、干拓事業と有明海の環境異変の因果関係を自ら証明するために、水質や潮流の調査も行いました。漁業者、市民、科学者が連携した画期的な活動と、そこで明らかになった貧酸素水塊や潮流の変化などの問題について、同ネットワークの羽生洋三さんに説明していただきました。

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2007年5月26日 (土)

諫早湾干拓問題の10年を振り返る Part 3

「諫早湾干拓問題の10年を振り返る Part 3」をダウンロード

●「ギロチン」以降の市民運動/市民版「時のアセス」で事業の不当性を追及(11分)

Hanyu_1  諫早湾閉め切りのショッキングな映像は全国を駆けめぐり、諫早湾干拓問題は一挙に全国化しました。「諫早湾干拓問題の10年を振り返る」Part 3では、、東京での市民運動の拠点として諫早干潟緊急救済東京事務所が設立された経緯や、同京事務所が中心となって取り組んだ『市民による諫早干拓「時のアセス」』で明らかになった、諫早湾干拓事業の費用対効果の問題などについて、有明海漁民・市民ネットワークの羽生洋三さんにうかがいました。

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2007年5月24日 (木)

諫早湾干拓問題の10年を振り返る Part 2

「諫早湾干拓問題の10年を振り返る Part 2」をダウンロード

●諫早湾閉め切りと生物調査/諫早湾閉め切り後の海の異変(18分)

Azuma   「諫早湾干拓問題の10年を振り返る」Part 2では、1997年4月14日の諫早湾閉め切り(ギロチン)の直前から着手した、諫早湾の生物と水質の調査について、長崎大学名誉教授の東幹夫さんにお話しいただきました。現在、諫早湾や有明海奥部で海水の酸素濃度が著しく低下し、魚介類の生息に打撃を与える「貧酸素水塊」の発生が問題になっていますが、東さんの調査では、すでに閉め切り直後の1997年6月に諫早湾の湾口で、貧酸素水塊や青潮を観測していたそうです。

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2007年5月22日 (火)

諫早湾干拓問題の10年を振り返る Part 1

「諫早湾干拓問題の10年を振り返る Part 1」をダウンロード

●諫早湾干拓事業の概要と現状/諫早湾干拓が着工されるまで(16分)

Sp0041  1997年に諫早湾が干拓事業の堤防で閉め切られてから、2007年4月14日で丸10年となりました。諫早湾干拓をめぐっては、有明海の環境や漁業への悪影響を始め、営農や財政などさまざまな問題が山積しており、2007年夏に干拓工事が「完成」したとしても「諫早湾干拓問題」が終わる見込みはありません。
 今回の特集番組では、着工以前からこの諌早湾の干拓問題にかかわり、諫早湾の科学的な生物調査を行ってきた長崎大学名誉教授の東幹夫さんと、農水省との交渉や因果関係解明のための自主的な調査を、漁業者や研究者とともに行ってきた有明海漁民・市民ネットワークの羽生洋三さんに、諫早干潟緊急救済東京事務所の菅波完さんが尋ねる形で、諫早湾干拓問題の10年を振り返っていただきました。
 5回に分けての配信の第1回目は、諫早湾干拓とはどのような事業であるのかを簡単に紹介した後に、諫早湾干拓が始まるまでの事業計画の変遷などについて東さんにお話しいただきました。

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2007年5月 4日 (金)

諫早湾閉め切りから10年、現地レポート

「諫早湾閉め切りから10年、現地レポート」をダウンロード

Ns0011 干拓事業による諫早湾の閉め切りから10年を迎えた2007年4月14日、諫早では事業の見直しを求めて干潟の生きものを追悼する慰霊祭や、市民、漁業者、研究者が一堂に会したシンポジウムなどが行われました。これらの模様を現地からのレポートでお届けします。また、14日までの1週間、諫早湾干拓の問題を訴えて有明海沿岸をキャラバン隊として回ってきた有明海漁民・市民ネットワークの菅波完さんや、シンポジウムのパネルディスカッションでコーディネーターを務めた、WWFジャパンの花輪伸一さんにも特別にお話をうかがいました。

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2007年1月22日 (月)

吉野川河口の自然と道路橋建設 その6

「市民が力を合わせて、吉野川河口を日本初の河川のラムサール登録地に」(9分)
Yoshino6  特色のある広大な汽水域であること、絶滅のおそれのある生物の生息場所であること、魚類の産卵場所であることなど、吉野川河口域は湿地保護のための国際条約であるラムサール条約の登録地として複数の条件を満たしています。日本の河口の本来の姿を保っている吉野川河口を、ラムサール条約湿地として登録して保全していくための今後の課題や、取り組みについてお話しいただきました。

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2007年1月20日 (土)

吉野川河口の自然と道路橋建設 その5

「住民や保護団体の意見を反映した代替案の実現に向けて」(11分)
Yoshino5  井口さんたちが実施したアンケート調査では、多くの住民が吉野川河口の広々とした景観に愛着を感じているにもかかわらず、半数の人は橋の建設計画を知らず、橋の必要性には疑問を感じている人が多いということが明らかになりました。また、四国横断自動車道の環境アセスメントでは各開発事業の複合的な影響については評価していないといった問題点もあります。そうした現状や問題を踏まえて、井口さんたちが国や県に対して求めている対策や代替案などについてお話しいただきました。

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2007年1月18日 (木)

吉野川河口の自然と道路橋建設 その4

「道路橋建設、海岸埋め立てなどの開発事業とその影響」(11分)
Sp0034  吉野川河口の自然を脅かしている開発事業としては、住民投票で注目された河口堰の建設計画が全国的に知られていますが、そのほかにも海岸の埋め立て事業が進行中で、第1期工事はすでに完成し、第2期工事が始まっています。さらに、昨年着工された東環状大橋(仮称)と、最も河口に計画されている四国横断自動車道の2本の橋が、河口干潟を取り囲むように建設される予定です。このような開発は、吉野川河口域の生態系にどのような影響を与えるのでしょうか。

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2007年1月16日 (火)

吉野川河口の自然と道路橋建設 その3

「親しまれてきた景観や自然を守るための地域に根ざした活動(9分)
Sp0032  とくしま自然観察の会の井口利枝子さんは、自然観察会や、子供たちに自然の大切さを伝えるための人形劇の上演など、吉野川河口の自然を守るためのさまざまな活動に取り組んでいます。地元での活動の様子や人々の反応、そして地元の人たちの吉野川河口への思いなどについて伺いました。

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2007年1月14日 (日)

吉野川河口の自然と道路橋建設 その2

「シオマネキやシギ・チドリ類など、吉野川河口の特徴的な生き物たち」(9分)
Sp0033 シオマネキや、ルイスハンミョウなど、絶滅が心配されている生物を始め、遠くシベリアやオーストラリアから渡ってくるシギ・チドリ類など、吉野川河口に棲む生き物たちについて、吉野川で自然観察会などの保護活動を続けている井口利枝子さんと、鳥類の専門家であるWWFジャパンの花輪伸一さんに解説していただきました。

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2007年1月12日 (金)

吉野川河口の自然と道路橋建設 その1

「吉野川河口の豊かな自然や保護活動を写真で紹介」 (10分)
 徳島県を東西に流れ、紀伊水道に注ぐ吉野川。1.3kmもの川幅を持つ吉野川の河口には広大な干潟やヨシ原が広がり、絶滅が心配されているシオマネキに代表されるカニや魚介類、昆虫などさまざまな干潟の生き物たちが生息しています。それらを餌とする渡り鳥たちも多く飛来し、国際的にも重要な場所として、吉野川河口は「東アジア・オーストラリア地域シギ・チドリ類重要生息地ネットワーク」に登録されています。
Sp0031 その吉野川河口の自然保護をめぐっては、住民投票で全国的に注目された河口堰の建設計画が大きな問題となりましたが、そのほかに河口沖の埋め立てや、干潟を挟むように建設、計画されている2本の道路橋も、生態系への悪影響が心配されています。
 今回のエコロジーTV特集では、地元徳島市で吉野川河口の自然を守る活動を続けている、とくしま自然観察の会の井口利枝子さんをゲストに迎え、吉野川河口の豊かな自然の魅力や、井口さんたちの活動についてうかがいました。また、WWFジャパンの花輪伸一さんも交えて、道路橋建設の問題点や、ラムサール条約への登録など今後の環境保全のあり方などについて、お話しいただきました。(2006年11月収録)

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2006年12月29日 (金)

エコロジー・トーク No.1 山下博美さん(バーミンガム大学・国際教育研究所)

 自然保護や環境保全に関連したオリジナル番組を、インターネットで配信しているエコロジーTVでは、これまでの動画ファイルによる番組に加えて、新しく音声ファイルによるラジオ番組「エコロジー・トーク」を始めました。環境問題の最前線で活動する人たちへのインタビューを中心に、さまざまな話題をお届けしていきます。

 第1回目は、バーミンガム大学国際教育研究所の山下博美さんをゲストとしてお招きしました。
 イギリス在住の山下さんは、2006年12月に中国で開催された「東アジア・海の会議」への参加を兼ねて日本に帰国し、諫早湾や三番瀬など日本の沿岸環 境の問題を「開発に当たり、どのような情報が市民に提供されているのか」「市民が提供された情報・提案を読み解く際、手助けとなる技能やヒント(テクニッ ク)は何か」といった問題意識で積極的に調査・取材されています。

 インタビューは、有明海の環境再生について審議している有明海・八代海総合調査評価委員会が最終報告書のとりまとめを行った会合の翌日、2006年12 月21日に収録しました。この委員会や諫早湾干拓の話題を交えながら、市民活動や環境問題おける情報の扱い方や教育などについて、お話をうかがいました。

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2006年11月 9日 (木)

海洋物理学者 宇野木早苗さんに聞く その8

インタビューその8

Sakura 宇野木さんへのインタビューの最終回。有明海は東京湾などと比べて、内陸からの流入負荷が少ないことから、自然の力による再生がまだまだ可能であるというのが、宇野木さんの考えです。海の保全や再生に向けて、人々はどのような意識を持つべきか、社会はどのように取り組んでいくべきかなど、宇野木さんの展望を語っていただきました。

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2006年11月 7日 (火)

海洋物理学者 宇野木早苗さんに聞く その7

インタビューその7

Unoki07 有明海漁民・市民ネットワークのメンバーとともに、率先して現地の漁業者からのヒアリングを行ってきた宇野木さん。環境保護活動での市民と研究者の協力の重要性を説き、漁師は海の環境の守り手であることを強調します。環境保護に関わる市民や、環境悪化の現場で苦しむ漁業者への、宇野木さんからのメッセージをお聞きください。

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2006年11月 5日 (日)

海洋物理学者 宇野木早苗さんに聞く その6

インタビューその6

Hokubumon1 国や自治体の縦割り行政の壁、専門家同士の研究分野の壁、さらに漁民同士や漁民と市民、研究者の壁など、宇野木さんの研究はさまざまな壁を乗り越えて行われてきました。海の問題においては、まず漁師の話を聞くことから始めることが重要であること、また、外洋中心の現在の海洋研究に対し、若い研究者はもっと沿岸の研究に注目すべきであることなど、宇野木さんの信念や持論を語っていただきました。

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2006年11月 3日 (金)

海洋物理学者 宇野木早苗さんに聞く その5

インタビューその5

Unoki05 宇野木さんの研究は、瀬戸内海の環境問題の解決には沿岸各県や自治体の一体的な取り組みが必要であることを示し、その後の瀬戸内海環境保全特別措置法制定への道を開きました。そして、宇野木さんの研究が、開発や防災のための研究から環境保全を主目的とするものに変わっていった経緯、大きな環境問題として注目された長良川河口堰に関する調査の話などをうかがいました。

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2006年11月 1日 (水)

海洋物理学者 宇野木早苗さんに聞く その4

インタビューその4

Sp0023宇野木さんの近著「有明海の自然と再生」では、専門的なさまざまな知識が一般の人にも分かりやすく書かれています。インタビューはその本の話から始まって、気象庁時代の台風災害の研究や、瀬戸内海の海水交換の研究など、一貫して現場のデータを重視してきた宇野木さんの、過去の研究の話にさかのぼります。

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2006年10月29日 (日)

海洋物理学者 宇野木早苗さんに聞く その3

インタビュー その3

Shirahama 宇野木さんは海の環境異変の発生機構は複雑であるとしながらも、有明海に対する諫早湾干拓の悪影響は疫学的には明白であると言います。また、国が開門調査を行わずにシミュレーションによる検証だけで済まそうとしていることに対し、そのような方法の草分けの一人として、シミュレーションには限界があることを踏まえるべきであると、警鐘を鳴らしました。

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2006年10月27日 (金)

海洋物理学者 宇野木早苗さんに聞く その2

インタビュー その2

「海の流れを見つめ続けて」の第2回目。東京湾や伊勢湾でも埋め立てによる影響で潮汐が小さくなり、海水交換の悪化から水質汚濁が進んでいます。有明海でも諫早湾の閉め切りによって、有明海全体の潮汐が減少したことが、宇野木さんの研究で明らかになりました。諫早湾干拓事業の影響は小さいと評価した環境アセスメントの問題点についても、宇野木さんから説明していただきました。
Sp0021
エコロジーTVのホームページでは、すでにインタビューの全編をWindows MediaやQuickTimeの動画ファイルで公開していますので、そちらもご覧ください。

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2006年10月24日 (火)

海洋物理学者 宇野木早苗さんに聞く その1

インタビュー その1

海洋物理学者の宇野木早苗さんへのインタビューを、8回に分けて配信します。エコロジーTVのホームページでは、すでに全編をWindows MediaやQuickTimeの動画ファイルで公開していますので、そちらもご覧ください。

Sp0022
 宇野木早苗さんは海洋物理学者として長年、瀬戸内海や長良川、川辺川など、日本各地の海や川の調査・研究に携わってきた方です。近年は「有明海異変」の問題に取り組み、干拓事業による諫早湾の閉め切りが、有明海全体の潮汐・潮流に変化をもたらし、環境悪化や漁業不振の原因となったことを、科学的に解明しました。有明海漁民・市民ネットワークのメンバーとともに自ら漁業者へのヒアリングを行い、裁判でも証言を行うなど、市民や漁業者とともに行動し、独自の研究を重ねています。2006年春には、有明海問題を一般の人にも分かりやすく解説した著書「有明海の自然と再生」を出版。このような業績が評価され、2006年秋、日本自然保護協会から自然保護に貢献した人に贈られる「沼田賞」を受賞されました。
 今回のインタビューは、2006年6月に静岡市にある宇野木さんの自宅を訪ねて収録したものです。聞き手は諫早干潟緊急救済東京事務所や有明海漁民・市民ネットワークで活動している菅波完さんにお願いしました。宇野木さんには有明海や瀬戸内海などの個別の問題だけでなく、見つめ続けてきた海や川への思い、これからの環境保護や研究者のあり方などを幅広く語っていただきました。

インタビューその1では、宇野木さんと諫早湾干拓・有明海問題の関わり、有明海の潮汐の特徴と干拓事業の影響による変化などについてお話いただきました。

なお、宇野木さんの沼田賞受賞式・記念講演会が、下記の日程で実施されます。

第6回沼田眞賞 授賞式・記念講演会
2006年10月29日(日)14:00~16:40
会場:東大本郷キャンパス山上会館2F大会議室
(事前申し込み不要、参加費無料)

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2006年5月 6日 (土)

政治は有明海を救えるか(プレビュー版)

「政治は有明海を救えるか―谷津義男・前農林水産大臣に聞く」

 エコロジーTVのライブラリーに「政治は有明海を救えるか―谷津義男・前農林水産大臣に聞く」をアップしました。ポッドキャストではそのプレビュー版として、冒頭部分(約5分)を配信します。全編(21分)はエコロジーTVホームページでご覧ください。

 このビデオは、2001年冬に有明海でノリの大不作が発生したときに農水大臣だった、自民党の谷津義男議員へのインタビューを収録したものです。インタビューは2002年4月16日に開催された「政治は有明海を救えるか」漁民・市民集会のプログラムとして行われました。この集会の前日、4月15日には当時の武部農水大臣が長崎県知事、漁連会長らと会談し、諫早湾干拓の予定通りの完成を約束する代わりに、短期の開門調査実施の了解を取り付けています。

 諫早湾干拓に一貫して反対の立場を表明してきた東幹夫氏(長崎大学名誉教授)を委員に含むノリ不作第三者委員会を組織した谷津議員は、農水大臣在任当時から「委員から一人でも意見があれば開門する」と発言し、このインタビューにおいても、短期だけの開門調査では不十分であり、有明海の環境異変のすべての原因が諫早湾干拓であるなら、工事は中止すべきだと語っています。

 2004年5月に農水省は中・長期の開門調査見送りを発表、諫早湾干拓は2006年夏の完成を目指して工事が進んでいます。しかし、その後も有明海沿岸漁業者は中・長期開門を求め続けており、開門調査を求める裁判も進行中です。このビデオは諫早干潟緊急救済本部・東京事務所のホームページで公開されていたものですが、ノリ不作第三者委員会発足当時の農水大臣の考えを再確認する意味で、エコロジーTVで再編集して公開します。

Yatsu

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2006年4月27日 (木)

ラムサール条約と日本の湿地保護 Part 2-4

「条約推進のためのNGOの役割」

登録湿地が各地に増え、ラムサール条約も少しずつ一般の人に知られるようになってきました。条約推進のために、政府だけでなく国会議員や自治体による組織も生まれていますが、行政と地域住民をつなぐNGOの活動も重要です。湿地を守るための「反対」運動だけでなく、長い目で見た地域の将来像を提案していくこともNGOの大事な役目と言えるでしょう。配信最終回では、各地の湿地保全や条約推進のためにNGOに求められている役割について、小林さんと花輪さんにご意見をいただきました。

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2006年4月25日 (火)

ラムサール条約と日本の湿地保護 Part 2-3

「干潟と公共事業~諫早干潟と三番瀬」

 配信第7回では、諫早干潟と三番瀬を例に、公共事業による干潟の干拓や埋め立ての問題を、WWFJAWANの花輪伸一さんに解説していただきました。有明海の諫早湾では、国の干拓事業のために湾が閉め切られて日本有数の干潟が消滅し、それが原因となって潮流の変化や水質の悪化が起こり、有明海全域に漁業不振などの悪影響をもたらしています。また、東京湾に僅かに残った干潟・浅瀬である三番瀬では、長年の住民運動によって埋め立ては撤回されましたが、依然として湾岸道路の建設計画などが三番瀬の将来に陰を落としており、ラムサール登録には至っていません。

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2006年4月23日 (日)

ラムサール条約と日本の湿地保護 Part 2-2

「登録が求められている重要な湿地」

国内には、泡瀬干潟、和白干潟、諫早干潟、吉野川河口干潟、中池見湿地、三番瀬、渡良瀬川遊水池など、国際基準を満たしながらも、ラムサール条約に登録されていない湿地が多くあります。また、国際的に重要な湿地でありながら、開発事業によって破壊されたり、環境が悪化している場所もあります。そのような湿地の状況、登録に至っていない理由などを、WWFジャパンの花輪伸一さんにお話しいただきました。

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2006年4月21日 (金)

ラムサール条約と日本の湿地保護 Part 2-1

「ラムサール条約に対する誤解や無理解」

ラムサール条約湿地として登録されると、鳥の保護が優先され農業や漁業などが制限されるのではないかといった誤解から、登録に地元住民の賛同が得られないといったケースが国内ではしばしば見受けられます。また、登録された湿地だけをを守る条約であるというのも間違った理解で、すべての湿地において人間の生活の共存を目指す「湿地の賢明な利用」という考え方がラムサール条約にはあります。もし国際的に重要な「おばあちゃん」の登録という制度があったとしたら・・・という例え話で、条約や湿地登録の意義について、小林さんにわかりやすく解説していただきました。

※左の「Podcasting」のアイコンをiTunesなどの対応ソフトににドラッグ&ドロップすると、自動で新しい番組のファイルが届くようになります。

エコロジーTVホームページでは、「ラムサール条約と日本の湿地保護」の全編をストリーミングで配信しています。

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2006年4月19日 (水)

ラムサール条約と日本の湿地保護 Part 1-4

「条約湿地登録の基準と国内の新しい条約湿地」

ラムサール条約では国際的に重要な湿地を、各国が「条約湿地」として登録して保全していく取り決めがあります。「ラムサール条約と日本の湿地保護」配信第4回目では、条約湿地の登録基準と、2005年のラムサール条約締約国会議で新たに登録された、国内の条約湿地を紹介します。

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2006年4月17日 (月)

ラムサール条約と日本の湿地保護 Part 1-3

「水鳥保護から湿地環境全体の保護へ」

「ラムサール条約と日本の湿地保護」配信第3回目では、WWFジャパンの花輪伸一さんに、鳥類の保護のために国際条約が果たす役割や、水鳥から人も含む湿地生態系の保護へと、ラムサール条約が発展してきた経緯などを説明していただきました。

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2006年4月15日 (土)

ラムサール条約と日本の湿地保護 Part 1-2

「ラムサール条約とはどのようなものか」 *ipod形式で再配信します。

配信第2回目では、釧路公立大学の小林聡史さんに、ラムサール条約が誕生した背景や、条約の目的、条約が保護の対象としている湿地とはどのような場所かなど、ラムサール条約の概要について、解説していただきました。

左側のメニューにある「Podcasting」のアイコンをiTunesなどの専用ソフトににドラッグ&ドロップすると、新しい番組が自動で配信されるようになります。

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2006年4月13日 (木)

ラムサール条約と日本の湿地保護 Part 1-1(m4v版)

「小林さんとラムサール条約」*ipod形式で再配信します。

 湿原や干潟といった湿地を保護するための国際条約であるラムサール条約。この条約には各国が重要な湿地を「ラムサール条約湿地」として登録し、保護していく取り決めがあります。
 2005年11月にウガンダのカンパラで開催された第9回ラムサール条約締約国会議では、日本は新たに20箇所の湿地を登録し、国内の条約湿地はこれまでの13箇所から一気に33箇所に増えました。しかし、干拓工事により干潟環境が破壊されてしまった諫早湾をはじめ、沖縄の泡瀬干潟、博多湾の和白干潟など、開発計画との兼ね合いで条約湿地として登録されていない重要な湿地が数多くあることも問題点として指摘されています。
 第1回のエコロジーTV特集では、このラムサール条約に焦点をあて、かつてラムサール条約事務局のスタッフでもあった釧路公立大学の小林聡史さんと、国内の湿地保護に詳しいWWFジャパンの花輪伸一さんをお招きし、ラムサール条約に関する入門的な解説と、国内の湿地保全の全般的な状況についてお話をうかがいました。

※ポッドキャストでは約1時間の番組を、全8回に分けて配信します。

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